冬場の沖縄も海が熱い!【迫力満点のホエールウォッチング】

毎年冬場(1月~4月)になると沖縄近海にザトウクジラがやってきます。国内でも見学できる場所はごく僅かです。

今回は釣りの最中に見かけたザトウクジラの写真を載せてみました。超貴重??な魚群探知機に映ったクジラの姿も載せています。

天候に左右されるので見れるチャンスは少ないですが、冬場も海を楽しめるので旅行者におすすめです!

意外と知らない??

毎年クリスマスの頃にザトウクジラの姿が見られるようになり、地元のニュースでクジラの映像が流れますが意外と知らない人が多く、沖縄の人でも実際に見た事がない人がほとんどです。

漁師など海に関わる職業や釣り人であれば季節の風物詩のような存在で当たり前のように眺めているザトウクジラですが、沖縄には子育ての為に来るようで滞在中は一切食事をしないとの事です。

陸からも見れます!

クジラと聞くと沖合を泳いでいると思われがちですが、水深のある岬などでは陸からも肉眼で見れる事があります。以前勤めていた病院の3階からも確認する事ができました。

海の近くに住んでる方の中には自宅でホエールウォッチングを楽しんだ事がある方がいるかもしれません。

専門用語は分かりませんが、、、。

クジラの行動一つ一つに専門用語があるようですが、詳しくないので簡単に説明したいと思います。

潮吹き(ブロー)

釣りのポイントに向かう際など、注意深く周囲を観察していると遠くからでもクジラの潮吹きが確認できます。このしぶきはクジラの大きさと比例するので親子のクジラであれば親の後に小さいしぶきが見えます。

よく見るのは親子のクジラですが、時々近くに大きいオスが泳いでいる事があります。

アーチ

潜水直前

潜水直前に尾びれを立てて潜っていきます。この後は10~15分ぐらい姿が見えなくなりますが、子クジラの場合は潜水時間が短いのでもっと早く出てきます。

ジャンプ(ブリーチング)

時々、遠くから「パン!パン!」と聞こえ確認すると勢い良くジャンプしている事があります。親の後に子クジラもジャンプする事があり、教えているようです。

写真はないですが、この他にも胸びれで海面を叩いたり、垂直に立ったりと色々な行動を見せてくれるのがザトウクジラです。

何もしませんが、、、。

人や船に危害を加える事はありませんが、かなりの大きさ(10m以上)なので近くで見ると怖さを感じます。特に親子だと子クジラがエンジン音に興味を持ち近づいてくるので出来るだけ距離を取るようにしています。

一度、クジラがボートの真下を泳いだ時にはぶつかって転覆するんじゃないかとパニックになりました。

親子がボートに接近中

魚群探知機を覗くとクジラが映っていました。意外と貴重な写真?かも

魚群探知機のクジラの姿

釣り人からは、、、

時々釣り人(沖釣り)から「クジラが居るから釣れない」と聞くことがあります。鳴き声や大きな姿の影響だと思いますが、実際には「クジラが居る時期は釣れない」だと自分は思っています。

実際、近くにクジラが居ても釣れる事はあるし逆に釣果が良い場合もあります。しかし、釣れない理由をクジラのせいにする釣り人は意外と多くいます。実際の所どうなのかは誰にもわかりませんが、自分はクジラの味方でありたいと思っています。

イメージとは違います。

ザトウクジラと聞いてイメージするのは、やはり「ジャンプ」だと思いますが実際の所クジラがジャンプしている姿を見られる確率はかなり低いです。

ホエールウォッチングのツアーでも優雅に泳ぐクジラを眺める事がほとんどなので物足りなさを感じる人がいるかもしれません。

しかし、実際の大きさや潮吹きの音などを聞くと人間の小ささを体感する事ができます。機会があればホエールウォッチングを体験してみて下さい。

人間のせいで

数年前に打ち上げられたクジラの死骸です。

体長8mのクジラ

ロープか何かで体が傷付き死んでしまったようです。本当にかわいそうです。

このような事が起きないように環境問題にも取り組んでいきたいと思います。

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