渋い時でも釣れる!手作りサビキ!!【グルクンサビキの作り方】

今回は自作しているグルクンサビキの作り方を紹介したいと思います。

市販されているサビキで釣るのもいいですが、自作したサビキで釣れた時の喜びは一味違います!

仕掛け作りに興味がある方はぜひチャレンジしてみて下さい!

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ムロサビキの作り方はこちら→https://bruna2.com/murosabiki/

サビキも色々

基本的に小型の魚を釣る仕掛けのサビキですが、各社から色々な種類のサビキが発売されています。

対象魚や号数、色の違いなど色々あって初心者のうちは全くわかりませんでしたが、経験するうちに違いがわかってきます。

夏場などよく釣れる時期には大きな違いは出ませんが、冬場など渋い時期にはかなり違いが出てくるので慎重なサビキ選びが必要です。

基本的な考え方

全ての釣りに言える事ですが、仕掛けは細い方が食いがいいです。なのでサビキ選びに迷った時には細いハリスのサビキから試して下さい。あとカラーは単色よりも3色カラーの方がおすすめです!!

意外と色の違いで食いが変わる場合があります。

その他、ビーズや蛍光塗料が付いているサビキもありますが、自分の場合はシンプルな物から試すようにしています。理由としては食い気がない時にアピール性が高いと魚が嫌がる場合があるからです。

その為、自作サビキも出来るだけシンプルな作りになっています。

材料

実際に使っている商品を紹介したいと思います。

まずはサビキで使っているハリですが、グレ針の5号を使用しています。サイズを大きくしたり小さくしたり色々試しましたが、この号数が一番手返しが良くベストサイズだと思います。針の色が白・金とありますが食いの違いは正直体感できませんでした。好みで選んでいいと思います。

続いてラインですが基本的にはハリス4号・幹糸5号を使っていますが、食いの悪い時期にはハリス3号・幹糸4号を使っています。

デュエルの船ハリスが安くておすすめです!

特にハリスはまとめて購入すれば店舗よりネットの方が安く購入できます。急ぎでない場合はネットショップをおすすめします!

続いてサビキで特に重要なスキンですが、、、

市販品もありますがそれよりも耐久性があり、色のバリエーションも豊富なのが、、、

こいつです!

使い方はというと、、、

中性洗剤でぬめりを洗い流して乾燥させます。

そして、、、

ブツ切りにします!(5mm幅ぐらい)

この時に注意して欲しいのは新品の刃で一気に切って下さい!少しでもギザギザになっていると巻きつけた時に切れてしまいます。

あと、お年頃のお子様がいる方はこの現場を見られないように注意して下さい(笑)

直ぐ使えるように色分けして保管しています。

自分の場合は安い3パックを購入していますが、極薄など色々なタイプが売っているので試してみるのも面白いと思います!意外と黒色が釣れるかも、、、。

最後はサルカンですが、あまり小さいサルカンを使うと釣りの最中に壊れてしまう場合があるのでsize8を使っています。

作り方

まずは針を結びます。結び方は人それぞれだと思うので割愛しますが、自分の場合は巻き付け回数は5回にしています。

結んだ状態で10cmにカットします。一袋50入りなので一気に50結びます。

結ぶ時に注意して欲しいのは最後の締め込みです!結び目がしっかり絞め込まれるのを確認して下さい。

針を結んだらスキンを巻き付けていきます。サビキは6本針なので3色を2つずつ巻きます。

*スキンの巻き方は動画の方がわかりやすいので検索してみて下さい。

スキンを大きくするとカワハギなど別の魚が食ってくるので、小さめにするのがおすすめです!!

スキンを付け終えたら幹糸に結んでいきます。サビキ全体の長さは175cmで25cm間隔で結びます。

完成したサビキ(輪っかが上)

*幹糸とハリスの結び方も動画の方が分かりやすいので検索してみて下さい。

カゴの上下問題!!

グルクン釣りですが、釣り人によってカゴを付ける位置が違います。サビキよりも上か下かの問題です。正解はありませんが、自分の場合は絶対下に付けます!

実際の使用例

カゴを下に付ける理由として

  1. 根掛かりが減る
  2. マキエとの同調が容易になる
  3. 海底近くにマキエを撒くことができる

があります。詳しく解説してみたいと思います。

まず1根掛かりが減る理由として、カゴが上の場合は下はオモリだけになります。カゴが下の場合には上の写真のようにカゴとオモリがセットになります。単純にオモリだけとカゴ+オモリの面積・長さを比べるとカゴ+オモリの方が大きくなります。その為、海底にサンゴや岩の隙間等があっても面積が大きいので奥まで入りにくくなります。それが根掛かりが減る理由です。

次は2マキエの同調についてですが、本当にイメージできていない人が多いので改めて解説したいと思います。

一見するとカゴが上にあった方がマキエが落ちてきてサビキに同調するような印象がありますが、問題は水中という事です。比重の重いマキエだと直ぐ落ちてくると思いますが、赤アミの場合ゆらゆらと漂ってからゆっくり落ちます。サビキに同調する前に食べられてしまいます。また、流れが速い時には下よりも横に流れていく事が多いと思います。

そもそもカゴに入っているマキエを出すには竿を大きく振り上げないといけない為、マキエは元のカゴの位置より上の方向に出ています。それが答えです。カゴより上にサビキがないとマキエには同調しません。*大きく竿を振った後に元の位置まで竿を戻してアタリを待つ釣り方の場合です。

最後の3ですが、これは泳がせ釣りをする場合にメリットになります。グルクンなどのベイトフィッシュの群れが海底に近づけば近づくほど、アカジンなど岩場に隠れている大物の活性が上がります。海底にマキエをしても魚が浮いている場合は大物が来た合図です。

以上のような理由でカゴを下に付けていますが、デメリットもあります。それは根掛かりしたらカゴ+オモリのセットでロストする事です。

他に考えられるメリット・デメリットもありますが、今回はこれぐらいにしておきます、、、。

とりあえず、自分が自作しているグルクンサビキは下カゴを想定して作っています。

錆びないように保管

完成したサビキの保管方法ですが、段ボールや厚紙などにセットしてジップロックに入れていました。しかし、ジップロックだと何度も開け閉めしているうちに水分が入ってしまいいくつか錆びて使えなくなりました、、、。めちゃくちゃショックです。

以前の保管方法

せっかく作ったサビキをダメにしない為に今ではシーラーでラッピングしています。

サイズも色々あるので他の仕掛けに使ったり、細々としたものを小分けにする時に使っています。

とても便利なおすすめアイテムです!!

試行錯誤

今回紹介した自作サビキですが、これが完成形ではありません。他にも色々使える物があると思います。

実際に自分で使ってみて色々試行錯誤して下さい!グルクン釣りはとても奥が深い釣りです。

今後も釣れる仕掛けを研究していきたいと思います!!

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*シーズンになると在庫切れになる場合があります。早めにご連絡下さい!

コメント

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