今回は初心者でも簡単に作れるラック・テーブルの作り方を紹介したいと思います。
使う工具も少ないので女性でも気軽に作成できると思います。
自宅やガレージ用など思い通りのサイズを作りたい方におすすめです!!
アングルとは
まず初めに「アングル」について説明したいと思います。
簡単に言うとL字型の鋼材の事です。正式には「山形鋼」と言いますが、一般的にはアングルと呼ばれる事が多いです。*厳密には等辺山形鋼
建築現場等で使われるアングルには穴がなく規格も色々とあります。本当にL字型のような不等辺山形鋼もあります。
使い勝手がよく、建築物のほとんどに使われる万能の鋼材です!
今回紹介するアングルは細長い穴が開いたアングルです。穴あきアングルとかカラーアングルと呼ばれ、DIYでよく使われています。
一般的なアングルより強度は劣りますが応用性には優れています。(*肉厚タイプも有)
作りたいサイズにカットして使います。ホームセンターでは無料でカット出来る所もあるので、電動工具を持っていない方はホームセンターで購入する事をおすすめします!
必要な材料・工具
穴あきアングルは色々と加工しやすいように穴が開けられています。その穴を利用して色々な物が作れるようになっています。
アングルの他に必要なものは
アングル同士を固定するボルト・ナット。ボルト部分の頭は丸くなっているのでナット側で絞めていきます。
12mmのスパナか12mmのソケットレンチがあれば楽に作業できます。
その他にアングルを補強する金具も必要です。コーナープレートと呼ばれています。
今回使ったのは上の写真のタイプですが、色々なタイプのコーナープレートが発売されています。作りたい形に合わせて必要な枚数を準備して下さい。
天板はベニヤや集成材など費用に合ったものを選んで下さい。
組み立て
材料・工具が揃ったら組み立てです。
組み立てる順番など特に決まりはないですが、一旦配置をして仮止めしてから仕上げる方が効率的です。
自分の場合は先に枠を作って足を取り付けました。
仮止めの状態ではかなり歪んでいるので、直角を確認しながら修正していきます。
枠が大きい場合には平板(フラットバー)を入れて補強します。
このサイズになると重量物を載せるとアングルが歪んだり、たわみが出ます。重い物を載せたい場合には出来るだけ小さいサイズにするか、補強のアングル(二段にする等)を追加して下さい。
ボルト・ナットをしっかり絞め込んだら枠のサイズにカットしたベニヤを載せて完成です。
今回、枠のサイズぴったりにベニヤをカットしたので失敗しました、、、。
縦横1cm程小さくカットするか、イメージ図①のようにナットが干渉する部分をカットしなければなりません。
多少の歪みや見た目の問題はありますがとりあえず完成。
今回はテーブル風にしましたが、アングルの向きを変えたりコーナープレートを追加して二段のラックにしたりとアレンジは無限にあります。キャスターを付けることもできます。
参考として
ボルト・ナット → 20セット
コーナープレート → 8枚
一段のテーブルを作る場合は上記の数必要になります。ラック等、数段にする場合には倍の数必要です。
迷わずチャレンジ!
今回紹介した材料や工具は全てホームセンターで気軽に購入(材料のカットも)する事ができます。既製品のラックやテーブルを購入するのもいいですが、自分の思い通りのサイズ・形に出来るのがDIYの一番の魅力です!
失敗する事もあるかもしれませんが、それもDIYの楽しみの一つです!新たな自分を発見できるいい機会になるかもしれません。
このブログが新たな一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです!
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