DIYで床復活!無垢フローリングのリフォーム(研磨と塗装)!

物作り

今回はフローリングの研磨と塗装について書いてみたいと思います。

道具や労力は必要ですが、自分で塗り直す事も可能な作業です。

これから自宅の床をDIYで綺麗に復活させたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。

関連記事でウッドデッキ・ガーデンテーブルの研磨についても載せています。

興味のある方はこちら→https://bruna2.com/beltsander/

フローリングの種類

まず初めにフローリングの種類ですが、大きく分けて2種類あります。

  • 無垢フローリング
  • 複合フローリング(挽き板・突き板・シート)

研磨できるのは無垢フローリングです。作業を始める前にしっかりと自宅のフローリングを確認して下さい。

重症になる前に

自宅の築年数が経つにつれて色々な所が経年劣化しますが、フローリングの劣化は特に動線上の場所や紫外線が当たる場所、水回り周辺だと思います。

我が家の場合、特に脱衣所のフローリングが傷んでいたので自分でDIYする事にしました。

初めはあまり気にしていませんでしたが、徐々に傷んでいる所が大きくなってきたので重症になる前に対処しました。

必要な工具

フローリングの研磨で必要な電動工具

  1. オービタルサンダー
  2. ベルトサンダー
  3. ディスクグラインダー

オービタルサンダー(仕上げサンダー)は平面を均等に研磨するのに向いている工具です。サンドペーパーを高速で震わせて研磨する為、とても安全ですが少し研磨力が弱いです。

ベルトサンダーはオービタルサンダーとは違い、キャタピラのようにサンドペーパーを回転させて研磨する為、研磨力が強いです。扱いには腕力と経験が必要です。

 
サンダーで研磨出来ない狭い部分にはディスクグラインダーを使います。平面の研磨には向いていないので出来るだけ最小限にしたした方がいいです。角度付きだと研磨作業しやすいです。
 

必要な工具は上記の3つです。出来れば全部準備した方がいいですが、予算の関係等で1つに絞りたい場合にはベルトサンダーをおすすめします!

作業工程

作業は研磨が中心です。初めに周囲を養生して床の表面を削ります。

研磨力のあるベルトサンダーから使います。

ベルトサンダー

初めはベルトサンダーの扱いにも慣れてないので削るのが難しいですが、やっていくうちに要領がわかってきます。

作業中、ホコリが結構出るので換気を良くして粉塵マスクで作業して下さい。

脱衣所(約二畳)の面積を研磨するだけで半日かかります。とても大変です、、、。

また、ベルトサンダーでは研磨できない部分が意外とあります。残った部分はディスクグラインダーを使うかサンドペーパーで研磨します。

ディスクグラインダーでは平面に削るのがとても難しいので、慎重な作業が必要です。

一通り削り終わりましたが、所々凹みがあり塗料が残ってしまいました。無理に削ると余計に凹みそうだったので今回はそのままで研磨は終了しました。

今回ベルトサンダーのサンディングベルトは60番→100番→240番(三段階)を使いました。

オービタルサンダーがある場合には、細かい番手を使う事で更に綺麗な仕上がりになります。

※今回は脱衣所なのでオービタルサンダーは使っていません。

研磨の次は表面のホコリをキレイに雑巾で拭き取り、塗装の準備をします。

床用の塗料は色々な物(水性・油性)が販売されていますが、今回は耐久性を重視して油性の塗料にしました。

刷毛で薄く伸ばしながら塗っていきますが、油性なので臭いがキツイ、、、。しっかり換気して下さい。

乳幼児がいる場合や食卓近くをDIYする場合には水性塗料をおすすめします。油性の場合、二週間程度臭いが残ります。

全体を塗り終わったら、しっかり乾燥させてムラになっている部分をサンドペーパー(400番程度)で軽く削ります。きれいに拭き取りをして、二度塗りしたら完成です!

・綺麗に塗るコツは木目に沿って薄く伸ばしていく事と壁際など塗りにくい部分から塗り始める事です。また、基本的には奥から塗り始めて手前に逃げてくる形にします。

覚悟が必要

今回初めてフローリングのDIYをしましたが、予想以上に大変でした。手動では無理です、、、。

これから挑戦しようと思っている方は、ある程度の道具と覚悟が必要です!

また壁際や突起物がある周囲はデコボコになる可能性がある為、見た目を重視する場合には迷わず専門業者に依頼する事をおすすめします!

最後に

実際の見積額を出してもらうのも重要な判断材料になります!

自分の場合は毎回見積額を出して「自分でやる!!」と決意しています。金額を見た瞬間スイッチが入ります(笑)

今回のDIYは約3万円(電動工具&塗料等)です。

その金額と見積額を比較してみて、安いか高いかを判断してみて下さい。

ネットで簡単に見積額が出せるのでおすすめです!

自分でDIYすると決意した方へのアドバイス!

来客者に見られないような場所(脱衣所等)の少ない面積から始めて下さい!!

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