最近では釣りガールなど女性のアングラーも増えて、釣り=おじさんのイメージはほとんどなくなっています。
釣りにも色々な種類があり狙う魚も様々ですが、今回はこれから沖釣り(船釣り)を始めようと思っている方や全く釣りの経験がない方でも比較的簡単に釣れる「グルクン釣り」を紹介したいと思います。初心者でも十分釣りを楽しむ事ができるので観光で沖縄に来た際に体験するのもおすすめです。この記事を見て釣りを始める方が増えると嬉しいです。
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中・上級者向けの釣り
グルクン泳がせ釣りはこちら→https://bruna2.com/oyogase/
沖縄の県魚「グルクン」
まずはグルクンの紹介からしたいと思います。
正式名称は「タカサゴ」で沖縄の方言でグルクンと呼ばれています。
家庭料理や居酒屋などでも定番の魚なのでグルクンは沖縄の魚で一番知名度が高いと思います。
そんなグルクンですが実際には5種類程いて、正直その違いを分かる人はほとんどいません。自分も曖昧です、、、。
食べ方としては唐揚げが一般的ですが、一番美味しいのはやっぱり刺身です!!
ただ、とても身が柔らかい魚なので新鮮でなければ刺身にすることができません。
釣り人以外、グルクンを刺身で食べた事がある人は少ないと思います。味は蛋白な白身であっさりしています。
唐揚げにしてあんかけをかけて食べるととても美味しいです。
基本的には沖釣り
グルクンの生息場所は水深10m~50mの岩礁地帯なので基本的には船から釣る魚ですが、水深がある磯や港でも釣る事ができます。
初心者にはハードルが高いので船釣りが断然おすすめです。
シーズンになると半日沖釣りツアーなどもあるので、全くの初心者でも気軽に体験する事ができます。一式込み(エサ、道具)のツアーもあるので手ぶらで参加できます。費用は5000円~8000円程度。
当たり前ですが
基本的な事ですが、、、。
船に乗って釣りをするので船酔いしては話になりません、、、。
乗り物酔いしやすい方は酔い止めや万全の体調で参加してください。
特に大事なのは睡眠です!しっかり休んで当日に臨んで下さい。
仕掛け
グルクンの釣り方は「サビキ釣り」です。
サビキとは数本(6~8本)の針が連続で付いた仕掛けを使って、撒きエサで魚を集めて針に引っ掛ける釣り方です。基本的には針にエサは付けません。
針にはスキンと呼ばれるゴムが付いています。その針をエサと間違えて食べた時に魚が掛かります。
市販のグルクンサビキもありますが、自分の場合は節約の為に手作りしています。
特に冬場は細いハリスの方が食いがいいです!
グルクンサビキの作り方はこちら→https://bruna2.com/sabiki/
撒きエサ(赤アミ)を入れるカゴです。色々なカゴが売られていますが、このタイプが使いやすいです。
仕掛けを沈める為にオモリを付けますが、その日の潮の流れに合わせて40号~60号を使用します。
船長の指示に合わせてオモリをセットして下さい。
撒きエサの赤アミです。これをカゴに詰めて仕掛けを海底まで落とします。
肌が弱い人は手が荒れるのでゴム手袋を使う事をおすすめします。
または、赤アミを何回も海水で洗う事で手荒れが軽減できます。かなりの違いがあるので定期的に海水をかけて下さい。*洗う為にざるに入れています。
竿は五目釣り用で小型の両軸リールを使います。
初めての方でも操作は簡単なので心配する必要はありません。分からなければ乗船している方に聞いて下さい!みんな教えたがりなので喜んで操作やコツなど教えてくれます!
釣り方
上記の仕掛けを準備したらいよいよ実践です!
一連の流れとしては
- カゴに8割ほど赤アミを詰めて一旦海底まで仕掛けを下ろします。
- 着底したら仕掛けが持ち上がるまで巻き上げて、2回程大きく竿を振り上げます。(この時に撒きエサが出る)
- 振り上げた後はピタッと竿を止めてアタリを待ちます。アタリがなければ何回か竿を振って撒きエサを出して様子をみます。
- 3分程、全くアタリがなければ仕掛けを回収して再度赤アミを詰め直します。
この作業を繰り返す事で船の周囲にグルクンの群れが集まってきて釣れ始めます。
釣れている人のマネをする
初心者でも比較的簡単に釣れるグルクンですが、一日中釣れ続ける事はありません。周囲に大きな魚が来た時や潮の流れが変わった時などにアタリが止まる事があります。
そんな時は一緒に乗船している上級者や船長などからアドバイスをもらったり、上手に釣っている人のマネをして下さい。何かしらのヒントがあるはずです。
よくある釣れない原因として
- カゴから撒きエサを出すことができていない(振り上げ不足)
- 仕掛けと撒きエサの位置が極端にズレている
- 魚の居る水深に仕掛けを合わせられていない。
実際にはこれ以外の原因もありますが、分かりやすいのはこの3つです。
写真のように海底(赤い部分)の少し上を回遊している時があるので細かな調整が必要です。
ベストシーズンは
グルクンは基本的に年中釣れる魚ですが、冬場や産卵前には全く釣れない日が時々あります。
その為、初心者が初めてグルクン釣りを体験するなら6月~10月ぐらいがベストシーズンです。
この時期はかなり気温も高いので熱中症対策はしっかり行って下さい!!ホントに倒れそうになるぐらい暑いです、、、。
去年の話ですが、、、。日焼けしたいと上半身裸で釣りした結果、まっ赤になったお客さんがいました、、、。
沖縄の日焼けは火傷レベルです。出来るだけ長袖・長ズボンで日焼け対策して下さい。それでも焼きたい場合は自己責任で、、、。
上手な人は
初心者でも簡単に釣れるグルクンですが、上級者になってくると一人で何十匹も釣る事ができるようになります。
また、生きたグルクンをエサにして大物を狙う「泳がせ釣り」でアカジン(スジアラ)を釣る事もできるようになります。
グルクン以外にも
釣るポイントによって、グルクン以外の魚も釣れる事があります。特にサビキの針にオキアミを付けると色んな魚が釣れます。
運が良ければ大物も釣れます!
その他にもタマン(ハマフエフキ)やブダイ・アイゴなどカラフルな魚を釣る事ができます。それもこの釣りの楽しみです!
楽しいですが
今回紹介したグルクン釣りは初心者でも楽しめる楽しい釣りですが、海のレジャーなので危険も伴います。
船の揺れで転んだり、間違えて指に針を刺してしまったり、毒がある魚を触ってしまったりと予想もしていない事が起こるのが「海」です!
最低限の知識やマナーを守り楽しいマリンレジャーを楽しみましょう!
釣りの後は
色々な娯楽がありますが、釣りの一番の魅力は釣った魚を食べられる事だと思います。
料理が好きな人は自分で魚を捌いて食べたり、お酒が好きな人は居酒屋に釣った魚を持ち込んで料理してもらったりと、釣った後の楽しみもあります。
ぜひ自分で釣った魚を味わって下さい!最高に美味しいです!!
最後に
大好きな釣りのことわざを紹介したいと思います。諸説あり。
コメント
[…] 愛します。初心者におすすめ!楽しいグルクン釣り! […]