今回はボロボロになったトレーラーの車軸を取り替えたので、その様子を載せてみたいと思います。古いトレーラーを使っている方や修理・作成を考えている方は参考にしてみて下さい。※港内用のトレーラーの内容になっています。
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トレーラーも消耗品???
ほとんどのトレーラーは海水で使用しているので、メンテナスを怠ると凄いスピードで劣化してしまいます。使用後の水洗いやグリスアップなどをしていても、なかなか防ぐ事ができないのである意味消耗品なのかもしれません(笑)。

シャフト部分の腐食

ハブユニットの腐食
ベアリングがダメになった場合には『ゴーゴー』と音がなったり振動が起こります。シャフト部分がダメになった場合はタイヤがㇵの字に歪んでくるので、普段から点検して異常がないかチェックする事が大切です。
耐荷重量は十分に!
車検を通している既製品のボートトレーラーの場合には、しっかりとした強度計算などがされていると思うので、十分な強度が確保されていると思いますが自作トレーラの場合には解体屋から部品を調達してくる事がほとんどだと思います。ギリギリの強度になるよりは過剰な強度になるようにしましょう。
例) 軽自動車 → 普通自動車 → トラック
撤去作業
まず初めにボロボロになった車軸を取り外します。

溝形鋼(100)で底上でされているのでグラインダーで切断していきます。可能な限りギリギリで切断した方がいいですが、砥石が入るスペースが限られているので無理に作業する必要はありません。

取り外し完了。

今回は車軸を前方にズラす予定の為、切り口を研磨していませんが同じ位置に設置する場合には撤去後にしっかり研磨して水平にします。
※元々前方が重すぎる重心になっていたので車軸を中心に移動する予定。
シャフト作成!
今回シャフトに使用したのは直径7,7‘㎝の水道パイプ?です。

長さが足りなかったので繋いで使用しました。

パイプなど円形の物を揃える時にはアングルが便利です!定規としても使えるので2Mぐらいのを常備しておく事をおすすめします。


シャフトが完成したらスピンドル?を取り付けます。

パイプの切れ端でセンターを決めます。コンパスがあると便利!

センターを決めたら仮止め!

色々な方向から確認してズレがないかチェックします。

両端を本付け!

シャフトの固定方法!
ボートトレーラーで一番劣化するのは足回りなので基本的には直ぐに取り替えられるようにボルト止めが好ましいです。

師匠のトレーラー!2本のUボルトで固定!

補強を兼ねて径の大きいパイプで挟む形にしています。
自分のトレーラーもこの形を検討しましたが、フレームの溝形鋼の向きが反対の為断念しました。

シャフトをフレームと溶接しやすいようにベースを作成しました。溝形鋼(100)

隙間が小さくなるように切断して溶接!

両方にベースを設置!

実際の設置位置にシャフトを降ろしてFクランプで仮止め!一人で作業する時にクランプが大活躍します!


溶接個所にはローバルがオススメ!

ついでに撤去(笑)

部品の洗浄&取り付け!
シャフトの取り付けが完了したらハブベアリングなどを取り付けていきます。かなり手が汚れるので耐油手袋がオススメ!

古いグリスを重油で落とします。

汚れた工具などもキレイになるのでついでに洗浄します(笑)

ウエスで綺麗に拭き取ります。

ベアリングの内側とスピンドルの表面をサンドペーパーで研磨しておくとスムーズに入ります。

ゆっくり押し込んでいきます。

新しいグリスを注入して外側のベアリングをはめ込みます。

ナットを閉め込んでピンの位置を合わせます。

回転を確認して問題なければピンを曲げます。

最後にキャップをはめて完了!

錆止めで耐水グリースを塗ります。

タイヤホイールを取り付ければ完成です!

最終チェック!

隙間も最小限に出来たので意外と上出来でした(笑)

注意点!
最後に車軸作成時の注意点について書いてみたいと思います。
上記でも書きましたが十分な耐荷重の部品を使うとトラックの部品を使う事が多くなります。トラックのボルトには逆ネジ(左側)が使用されている事が多いので、タイヤホイルを取り付けや外す際には間違えないように注意しましょう!※意外と忘れます(笑)
あと、タイヤホイルが錆びて外しにくい時に誤ってボルト部分を叩いてしまうとナットが入らなくなります。取り扱いには十分注意しましょう!
また、今回のように車軸の位置を調整する場合にはある程度テストしてから設置位置を決めるようにして下さい。極端に中心に移動すると坂道や段差で浮き上がる危険性があります。慎重に位置決めするようにして下さい。
このブログが少しでも参考になれば嬉しいです。

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