釣り初心者から脱却したい!【上級者】の考え方!

今回は「釣り」が上手になりたいと思っている方(自分も含め)に向けて、凄腕釣り師の考え方を紹介してみたいと思います。なかなか釣果が出ない方やレベルアップしたいと思っている方は参考にしてみて下さい。

*全体的に沖釣りの内容になっています。

遊漁船「ブルーナ2」https://bruna.ti-da.net/

釣りの関連記事

「仕掛けの錆対策」はこちら→https://bruna2.com/packing/

色々な釣り

まず初めに「釣り」について改めて考えてみると、狙う魚(対象魚)によって色々な釣り方がある事に驚きます。*今回は魚釣りに限局します。

大まかに分類すると海(陸・沖)川(湖)で分けたり、エサルアー(疑似餌)などでも分類する事ができます。人によって釣りの好みは違いますが、ほとんどの方が漁港等でエサ釣りからスタートしていると思います。

釣り好きになるか嫌いになるかの分岐点は、、、初めての釣りで『釣れた or 釣れなかった』だと思います。初心者を釣りに誘う場合はとりあえず、釣れる釣り(比較的釣れる)エサ釣りが無難だと思います。

サビキ釣り(グルクン)
グルクン泳がせ釣り(スジアラ)
ジギング(ルアー釣り)

中級~上級者になってくると

初めての釣りで楽しい思いをした方は「次は自分一人の力で釣りたい!!」と思うようになり、一人でも釣りに出掛けるようになります。全て一人で出来るようになったぐらいから自分に合っている釣りが見付かって道具や仕掛けなどのこだわりが出てきます。

この頃になると小物では満足できず、「大物を釣りたい!!」と常に思うようになります(笑)。

住んでいる地域によって釣りができる環境が違いますが、大体の人は通い慣れたポイント(釣り船)があると思います。そういった限られたポイントでも「よく釣る人」がいると思います。

出来ることならその「よく釣る人」になりたいですが、なかなかそう簡単にはいきません。

長年、通い慣れた経験から導かれた釣り座・仕掛けやエサなど、何かしらの違いがあるからこそ釣果が出せていると思います。一番の近道はその人から教えてもらう方がいいですが、多分全てを教える事はないと思います。

逆に全部教えて貰おうとだけ考えている人「よく釣る人」にはなれないと思います。

釣れない日もしばしば、、、(泣)

釣れない人の特徴

自分を含め釣れない人が陥りやすい特徴を挙げてみたいと思います。

  • 同じ事(ポイント・仕掛け・エサ等)を繰り返している *こだわりが強い
  • 釣れた時のイメージしか持っていない
  • 言われた事(アドバイス)だけ長期間繰り返している
  • 一年周期で考えていない
  • 状況の変化に鈍感(天気や潮、小魚や鳥など)
  • 結果よりも過程を大事にし過ぎている
  • 他の釣りを小バカにしている(自分の釣りが一番と思っている)

他にも色々ありますが、直ぐ思い付くのは上記の事です。そうならないように日頃から注意しています。

もう少しだけ詳しく解説すると、、、

釣果が出せない人ほど『ルーティン』で動いています。同じ事を繰り返すのは大事な事ですが、ある程度の限度があると思います。

例えば、、、

一年間同じポイントに通ったと仮定して、二年目にも同じような事をするようでは何も成長はありません。

上手な人(一流)は一年間通った経験を生かして「釣れない時にはそこに行かない」事ができます。特に沖釣りの場合はポイントが無数にある為、「釣れない場所に行かない」選択をするだけで一段とチャンスが広がります。

それは季節(水温等)ごとの環境の変化を感じ取って、潮の動きや仕掛け・エサ等を色々と試した結果を参考にしています。常に疑問を持って試行錯誤しています。

一流の人は「釣れない」事も大切にしています。【釣れない事がわかるだけで儲けものです!】

*三流の人は『粘ればいつかは釣れるはず』と漠然とした考えで釣りをしています。

100%はありません

上記で説明したように上手な人は常に考えて試行錯誤しながら答えを探し求めています。しかし、自然相手なので100%正解はありません。実際には上手な人よりも釣果が良い時もあると思います。

しかし、それはたまたま釣れただけであって長期的にみると「まぐれ」だった事が多いです。その釣れた状況をしっかり分析して説明する事ができなければ「釣った」ではなく「釣れた」が正しい表現です。

*どうにも説明できない事も多々あります。

たまたま釣れたアーラミーバイ。また釣りたいな、、、

一流の考え方

自分では説明できない事も数多くありますが、一流の人の具体的な考え方を説明すると、、、

一般的に魚が釣れる状況は「潮が動いている時」と言われていますが、一流の人の考え方は更に深く考察しています。

  1. 潮の向き(上げ潮or下げ潮)
  2. 潮と根の相性
  3. 潮流の時間割(初動・一定・減弱・停止)

1,の潮の向きは大体の人が把握していると思いますが、注意して欲しいのは潮見表を鵜呑みにしない事です。潮見表はあくまで指標であって実際の現場では違っている事も多々あります。「上げ潮だから右向きだな」とか安易に考えず実際に仕掛けを落として確認するようにして下さい。

2,潮と根の相性ですが、ここまで考えて釣りをしている人は少ないと思います。イメージ図を使って説明したいと思います。

イメージ図①

潮流が図①のように右に流れているとします。赤線①~③は根の形状と仮定します。

*横から見たイメージです(断面図)根の底辺は海底です。

①~③の中で一番潮が当たりにくい根の形状は②だと思います。なので潮が緩い時などは②には変化が起きにくく①と③よりは魚が集まらない状況になる可能性が高いです。

逆に潮が強すぎる時には②の方が釣りやすくなる場合もあります。

考え方のイメージはこんな感じです。説明が下手ですみません、、、

次に潮流が逆(左向き)になった場合はどうでしょう?

一番複雑な変化が起きそうなのは②の根だと思います。大物の可能性は②が高いかもしれません。

逆に潮が一番当たらないのは③の根だと思います。なのでポイントの選択肢から③は外れて、①と②で釣りをした方が大物の可能性が高まるかもしれません。

*あくまでも考え方の一例です。一流の人は根の形状もしっかり把握しているという事が言いたいだけです!

3,潮流の時間割ですが、これは前日の潮の動きである程度把握できます。なので毎日海に出ている人には敵いません。前日の潮の動きによって一日のスケジュール(潮に合わせたポイント移動)が決まります。一流の人は無駄になる時間を出来るだけ作りません。

*他にも参考になる色々な考え方がありますが、膨大な量になるので少しずつ記事にしていきたいと思います。

自己犠牲もたくさんしている

下手な人から見ると上手な人(一流の人)が羨ましく見えてしまいます。

しかし、一流の人ほど自己犠牲(仕掛け・エサの研究・ポイント探し・情報収集)を払い、現在の地位に辿りついています。決して楽しているわけではありません。

自分もそういった努力を怠らず一流の人間になれるように頑張っていきたいと思います。

このブログが少しでも参考になれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました