今回はウッドデッキとガーデンテーブルの塗り直し作業を紹介したいと思います。研磨で主に使う電動工具はベルトサンダーで、細かい部分はディスクグラインダーを使っています。自宅の木製品など経年劣化で塗り直しを検討している方は参考にしてみて下さい。
フローリング編も載せています。興味のある方はこちら→https://bruna2.com/flooring/
なかなか出来ません、、、。
マイホームを購入した当初は張り切ってDIYしますが、日が経つにつれて徐々に情熱が薄れてくると思います、、、。
特に紫外線が当たる屋外の木製品(ウッドデッキ、ウッドフェンス、ガーデンテーブル)等は年々、劣化による塗料の剥げ等が目立ってきて、気付いた頃には大変な事に、、、。
毎年しっかりメンテナンス(再塗装など)が出来ればそんな事にはなりませんが、なかなか出来ません。
研磨する電動工具は
劣化の程度にもよりますが、研磨で使う電動工具は大きく分けて3種類あります。
研磨力の強い順に
- ベルトサンダー
- ランダムサンダー
- オービタルサンダー(仕上げサンダー)
などがあります。その他にも研磨で使う工具はありますが、木材でよく使用するのはこの3種類です。
各社から色々な工具が発売されていますが、購入の判断基準としては「どれぐらいの頻度で使うか?」だと思います。
今後も積極的にDIYをする予定であれば国産メーカーの上位機種(高価)を購入する方がいいですが、特に一時的な使用であれば安い物でいいと思います。ただ、注意点としては一時的でも広範囲の研磨で使用する場合は工具への負荷が強いので上位機種をおすすめします。
3種ともそれぞれのメリット・デメリットがありますが、今回のような屋外の木製品の研磨を行う際は劣化が激しいので研磨力重視のベルトサンダーをおすすめします!
ベルトサンダーの使い方
愛用のマキタ、ベルトサンダー。固定用のクランプが2つ付いてるのでひっくり返してテーブルに固定して研磨作業する事もできます。
機種の規格に合ったベルトが必要ですが、番手も色々あるので便利です。
ベルトの着脱は側面のレバーを使います。レバーを引くと可動部が縮み、戻すとベルトが張った状態になります。
ベルトの内側に矢印があります。向きを間違えないように注意して下さい。
新しいベルトを装着してレバーを戻せば完了です。
両手でしっかり持ち、機械が前進するのを少しだけ抑えながらゆっくり進むように誘導します。
真横方向に動かすとベルトが干渉したり外れたりするので斜め方向に移動するようにして下さい!
ベルトサンダーは研磨力が強いですが、機械を強く押し付け過ぎるとベルトが切れる事があります。強く押し付けないようにして下さい。
基本的には木目に沿って削りますが、強く削りたい場合には木目に対し直角にすると削りやすいです。
*削り過ぎると段になるので少しずつ削って下さい。
サンディングベルトの番手は60番で削り始めて、仕上げは300番程度です。
*理想はオービタルサンダー(1000番程度)で仕上げる方が良いです。
ある程度削ると、粉塵バッグが満タンになるので時々触ってチェックして下さい。
狭い場所などは機械が入らないのでグラインダーで削ります。
ベルトサンダーは面で削るのに対し、ディスクグラインダーは点で削るので少し段になってしまいます。
ウッドデッキの側面もベルトサンダーでは研磨出来ないのでディスクグラインダーを使います。
*間を外してスペースを作りましたがベルトサンダーでは無理でした。
研磨後は
研磨後は軽く表面を拭いて塗装の準備。
屋外なので耐久性の高い油性の塗料がおすすめですが、水性でも十分耐久性はあるので状況に合わせて使い分けて下さい。*臭いが気になる方など
少し高価ですが、最高の塗料キシラデコール!!
粘度が低いのでとても塗りやすいです。*垂れやすいので刷毛の先端だけに付けて塗って下さい。
綺麗に仕上げるコツは重ね塗りです。厚く塗らないように注意して下さい。
ウッドデッキの場合は外壁が汚れないように養生が必要です。
実際のカラーがイメージと違ったので、二度塗り時に塗料のカラーを変更しました。
大変ですが
古くなった木製品を新しく蘇らせるのはとても大変ですが、仕上がった時の達成感は格別です!
初心者であれば小さな物や狭い範囲から挑戦して、徐々に大きな物に挑戦してみて下さい。やる気さえあれば意外と出来ます!
誰でも最初は初心者です。このブログが挑戦の第一歩になれば嬉しいです。
初心者におすすめのテーブル・棚の作り方も載せています。
興味のある方はこちら→https://bruna2.com/steel-rack/
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