今回は車両系建設機械技能講習【整地・運搬・積込み・掘削用】に続いて、【解体用】の講習を受講してきたので資格取得までの流れを載せてみたいと思います。
建設業界への転職・就職を考えている方や重機好きの方の参考になれば嬉しいです。
車両系建設機械技能講習【整地・運搬・積込み・掘削用】の記事
受講の流れ
車両系建設機械【解体用】を受講する為には【整地・運搬・積込み・掘削用】の資格が必須になります。
その為、受講の流れとしては【整地・運搬・積込み・掘削用】を取得した後に【解体用】を受講します。
*今回は申し込みの流れは割愛します。
1日の流れ
【解体用】の資格は1日で取得する事ができます。*費用約2万円
午前 学科講義→学科試験
午後 実技練習→実技試験
上記のような流れになります。
学科試験は10問程度の簡単な試験なので心配する事はありません。
学科よりも実技の方が苦戦すると思います。*レバー操作(ISO)に慣れていない場合
学科の内容
【整地・運搬・積込み・掘削用】の内容と重複する部分もありますが、【解体用】ではアタッチメント(ブレーカ・圧砕具)の注意点などが含まれてきます。
簡単な内容なので、教官の話をしっかり聞いていれば不合格になる事はほぼありません。
*詳細は割愛します
実技の内容
学科試験合格後に実際に機械に乗って練習します。ブレーカとつかみ具の2機
*実技試験の内容は各施設によって違いがあると思うので参考までに、、、
ブレーカユニットを装備した機械
試験内容はチゼル(先端)を的にしっかり当てて打撃しているかを確認します。
機械の移動や旋回もあるので安全確認が特に重要になります。
上方の的と地面に置いた的にチゼルを合わせます。*操作方式(ISO)に慣れていないと苦戦します
慎重に操作しても制限時間(8分)を超える事はありません。
もう一方はつかみ具を装着した機械の操作です。
H鋼に乗っけた丸太を左右に移動します。
H鋼を倒さないように慎重に操作します。*自分は一回目失敗しました(笑)
こちらも安全確認をしっかりして、ゆっくり慎重に操作すれば問題なく合格できます。
ブレーカ・つかみ具ともに合格すれば終了です!
関係法令の改正
近年、自然災害(東日本大震災など)の増加により復旧・復興工事による労働災害が増加傾向になっており、それに伴い法改正も進められています。
【解体用】の資格も規制の対象となり、過去の資格とは違ったものになっています。
今後も色々な関係法令が改正される可能性がある為、取得した資格についてもその都度アップデートが必要な時代になっています。
このブログが少しでも役立てば嬉しいです。
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