今回は戸建て住宅や畑などに設置する屋外用シンクのリフォームについて書いてみたいと思います。
釣ってきた魚を捌いたり、土の付いた野菜を洗ったり室内ではやりずらい事も外だと気兼ねなくできます。
空いているスペースを有効に使って快適なマイホームライフを楽しみましょう!
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ステンレスとは
まず初めにシンクで使われる素材のステンレスですが、一般的には「錆びない鉄」と言われる事が多いですが実際には「錆びにくい鉄」の事です。
しっかり手入れをしないとステンレスも腐食するので、使用後はできるだけ表面を綺麗に洗い流して下さい。*もらい錆びが大半
もし表面が変色している場合にはスポンジを使って中性洗剤で洗い落として下さい。早めの対処が大切です!
理想はオールステンレス
屋外に設置するので錆に強いオールステンレスのシンクが理想ですが、とても高価です。
その為、シンク部分だけステンレスを使って枠の部分は鉄(アングル)を使用している物が売られています。
このシンクも枠が鉄製だったので錆でボロボロになり畑に放置されていました。
探してみると意外と身近に放置されたシンクがあると思うので、知り合いなどに聞いてみて下さい!
もしかしたらタダでもらえるかも⁉
今回はこのシンクのリフォームを紹介したいと思います。
材料・道具
使う材料と道具は過去記事にも載せている『屋外ゴミ箱』と一緒です(笑)
詳細はこちら→https://bruna2.com/seabox/
ざっくり言うと溶接道具一式とアングルを使います。
作業工程
シンクの大きさに合わせて作成するのでひっくり返してサイズを測ります。
できるだけピッタリになるように正確に測ります。
高速切断機とグラインダーを使って材料をカットします。砥石は絶対「飛騨の匠」!切れ味が全然違います。
45°カットで出来るだけズレないように注意します。
シンクが乗っかる部分ですが、膨らみがアングルに干渉するのでカットしました。
足を取り付けて大枠は完成。*高さ調整が必要な場合はナットを溶接してから取り付けます。
仮に乗せてみて歪みなどないかチェックします。特に問題なければ次の工程に進みます。
下に物が置けるように棚を付けましたがアレンジは色々です。注意点として排水のホースがあるので実際にシンクを載せた状態で取り付け位置を決めて下さい!意外とこういった凡ミスがあります、、、。
シンクの固定はドリルビスを使います。
取り付ければ完成!ですが、長持ちさせる為に塗装します。
一旦外して洗浄します。
中性洗剤を使って金ブラシで汚れを落とします。
高さ調整用のボルトもネジ山が汚れていると回せなくなるので、隙間をきれいに磨きます。
しっかり乾燥させて塗料を塗ります。今回は油性を使用。
溶接部分を特に厚塗りします。一度で厚塗りするのではなく、数回に分けて塗るようにして下さい!
再度シンクを取り付けて、付属品をセットしたら完成です!
ホームセンターですべて購入できます。設置場所の排水を考慮してホースの長さを決めます。
かなり大雑把でしたが、一連の流れはこんな感じです。
やっぱり溶接最強!
色々なDIYがありますが、毎回思うのは「溶接最強」です!
危険は伴いますが溶接が出来ると格段と出来る事が増えるので、業者任せだった事がほぼ出来るようになります。長い目でみると溶接道具一式を揃えても直ぐ元を取ると思います。*今まで業者に払っていたお金が浮きます。
いつかやってみたい!と少しでも思っている方がいれば今すぐ行動して下さい!
このブログが少しでも役立てば嬉しいです。
過去記事
溶接の始め方→https://bruna2.com/welding1/
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