沖縄のディープエギング【ティップラン】タックル&釣り方!

今回は冬場にシーズン(12月~5月)を迎える沖縄のディープエギング【ティップラン】を紹介したいと思います。ショアからレベルアップしたい方やこれからエギングを始めたいと思っている方は参考にしてみて下さい。

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狙うターゲット

ショアから釣れる白イカ(アオリイカ)とは違って、沖で釣れるイカは赤イカ(アオリ系)と呼ばれ通称【レッドモンスター】と呼ばれています。5㎏以上になる個体もいるようです。

【レッドモンスター】

その他に釣れるのがクブシミと呼ばれるコウイカ。

【クブシミ】

これは個人の体感ですが、沖で釣れるクブシミは小さいです、、、(笑)

その他に外道としてタコもたまに釣れます。

【タコ】

時々、ミーバイ(ハタ類)が釣れる事もあります。奇跡的に大きな魚が釣れる事も、、、

        エギングで釣れたメモリアルフィッシュ(笑)   カイワリ7㎏

PE1号 リーダー3号だったので約2時間格闘しました(笑)

アーラーミーバイを釣り上げた強者もいるようです。

釣り場の水深

海域によって違うと思いますが、ディープエギングの水深は50m~90mぐらいです。なので通常の餌木にシンカーと呼ばれるオモリを付けてイカを狙います。

餌木のサイズは3.5号を使用しています。パタパタは実績NO1です!!

【マスクシンカー】

餌木のメーカーによってマスクシンカーが合わない場合があるので、メーカーを合わせるようにして下さい。

水深や潮流によって重さを調整しなければならないので20g~50gを常備します。

ティップラン専用の餌木も市販されています。

その他にスナップを使って餌木にカン付きオモリをセットする事も出来ます。

色々と試しましたが、スナップだと竿を振った時にオモリが暴れるので、個人的には専用餌木かマスクシンカーをオススメします。

使用するタックル

次はディープエギングで使用するタックルを紹介したいと思います。

予算の関係もあるので何とも言えませんが、ロッドはティップラン専用を必ず使用して下さい。ショアエギングのタックルでも代用できると思っている方が時々いますが、アタリの感度が違います!!

色々なメーカーから発売されているので予算と好みで選択して下さい(笑)

初心者のうちはセット売りを購入するのもおすすめです。ある程度経験してから上位機種へステップアップ(笑)

あと大事なのがラインです。基本的には細い方が潮流の影響やイカへのプレッシャーが少なくなりますが、4月ぐらいになると大型のイカがヒットします。ある程度の強度も必要になるのでPEラインとリーダーは高価な物を使って下さい。

PEライン  0.6~1号

リーダー  2~4号

特に細いラインを使用する方はラインの交換を早めにするようにして下さい。長期間同じラインを使用していると結構な頻度で高切れします、、、シンカー&餌木をロストすると結構なコストになります。

釣り方

それでは実際の釣り方を説明してみたいと思います。

誘いのパターンは人それぞれなので基本的な事だけ解説します。シンカーの重さはポイントによって違ってくるので船長や乗船者に確認するようにして下さい。

①餌木をボトムまで落とす

     ↓

②着底したら糸ふけを取って3~5回ほど素早く誘いを入れる(音で表現するとシュッシュッシュッ)

※ドラグは強め(ラインが出ない程度に設定)

     ↓

③ピタッと止めてステイ(約10秒程)

     ↓

④アタリがなければ同じ誘いを5回ほど繰り返す(海底から20m上まで)

     ↓

⑤再度ボトムを取って②~④をくり返す

基本的な流れは上記のような感じですが、船長や釣れている人のパターンを参考にしてアレンジして下さい。

餌木のカラーですが、正解はないので色々なカラーを準備して定期的にチェンジして試すようにして下さい。初めの一杯が釣れたらそのカラーを参考にします。

あとシンカーの選択ですが、軽くすると同船者とオマツリする確率が上がるので船長などに確認して基本的には同船者と重さを揃えるようにします。※ラインが60°ぐらい斜めになるぐらいがベストです。

アタリのパターン

イカのアタリはとても繊細なので穂先に集中します。

よくあるアタリは誘いを入れて止めている時に『ボンッ』と餌木を触ってきます。通称『イカパンチ』

そのアタリを捉える為にティップラン専用のロッドが必要になります。代用したロッドを使うと分かりづらいです。

アタリがあったら直ぐに合わせを入れます。ヒットした場合は直ぐにドラグを緩めます。

ヒットしなかった場合には直ぐに誘いを入れたり再度ボトムまで落とします。この時に餌木が落ちていかない時にはホールドしている場合があるので直ぐに合わせを入れます。※ヒット中に外れても直ぐに落とせば再度ヒットするので諦め厳禁です(笑)

大型のイカがヒットしても慌てず時間をかけてやりとりすればキャッチできるのでドラグは緩めにします。

一番の難関、、、

ある程度の釣り経験者であればイカを海面まで浮上させる事は簡単ですが、一番の難関はタモ入れ&ギャフ打ちです!タモは出来るだけ大きいやつを、ギャフは出来るだけ長い方がいいです。

特に大型になるとすごい勢いでジェット噴射して抵抗します。タモ入れ&ギャフ打ちは慌てず慎重に行いましょう。※何回もバラシています、、、泣

資源保護も考慮

今回はディープエギングについて書いてみましたが、イカも年々釣れにくくなっているのが現状です。特に産卵期は大型のイカが釣れるので楽しいですが、卵を持ったメスを乱獲すると当たり前ですが数が減ります。メスの個体は出来るだけリリースするなど釣り人の配慮や規制も今後必要になってくると思います。

オスの個体(模様が横)

メスの個体(模様が丸い)

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