浴室のトラブルを自分で解決!【シャワー混合栓の交換DIY】

DIY

今回は自宅浴室で起きたシャワー混合栓のトラブルについて書いてみたいと思います。築年数が10年以上になってくると色々な個所のトラブルが発生します。自分で安くDIY(リフォーム)したいと思っている方の参考になれば嬉しいです。

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毎日使うものなので、、、

生活する上でトイレや浴室は使用頻度が高く、特にシャワーは家族が増えるとその使用頻度は倍になります。

長年使用しているシャワーの混合栓ですが、右側の切り替えレバーが壊れてシャワーが止まらない状態になりました、、、

対処法は2通りありますが水・温水ともに元栓を閉めるか、クランクアームに付いている調整ネジ(止水栓)を閉めると水は止まります。

水量を調整するためのネジなので、この方法はあくまで一時的な対処になります。

自分で交換!

簡単な修理で直るのであればレバーの掃除や交換を行いますが、ある程度使用年数が経っているのであれば思い切って本体を取り換えた方がいいと思います。ネットで検索すれば高機能な高級品から安価な物まで様々な商品が売られています。(¥10000~)

特にこだわりはないので今回はレビューで評判が良いSANEIの商品を購入しました。Amazon限定に釣られました(笑)

 

シャワー混合栓一式と説明書が同封されています。

組み立て&取り付けはそれ程難しい事ではないので、説明書をゆっくり見ながら一連の流れをイメージして下さい。

必要な道具

それでは実際の交換方法の説明をしてみたいと思います。最低限必要な道具ですが、、、

必要な道具

・モンキーレンチ(30㎜以上)

・ブラシ(金ブラシ)

・シールテープ

上記の物があれば、一応取り付け可能です。*配管など何もトラブルがない場合

中~大型のモンキーレンチ

工程としては、、、

①元栓を閉める

   ↓

②既存のシャワー混合栓を外す

   ↓

③配管の掃除

   ↓

④新しいシャワー混合栓を取り付ける

   ↓

⑤元栓の開放(温水調整)・水漏れチェック

ざっくり言うと上記の流れになります。

それぞれ細かく説明していきたいと思います。

①元栓を閉める

住まい(賃貸・戸建て)によって違いがありますが、水道の元栓を探して止水します。あと一つ大事なのが温水です。タンク付きの給湯器などを使用している場合には、給湯器の元栓も閉めないと熱湯が出てくるので注意が必要です。

水道の元栓

家全体が断水するので注意が必要です。*洗濯機が稼働中など

時計回りで止水します。

給湯器の元栓

温水もしっかり止水して下さい。*写真は止水の状態

②既存のシャワー混合栓を外す & ③配管の掃除

冷水・温水ともに完全に止水している事が確認できたら既存のシャワー混合栓を外します。

モンキーレンチをしっかり当てて、ナットを時計回りに回します。特に温水側は固着している場合があるので緩まない場合はハンマーなどで軽くコンコンと叩いてから緩めます。無事、シャワー本体を外したらクランクアームを外します。

クランクアームを両手で掴んで慎重に回していきます。(反時計回り

クランクアームも温水側が固くなっている場合があるので、無理やり回さずにコンコンと刺激を与えてから外すようにして下さい。

両方外れたら中に金ブラシを突っ込んできれいにします。

ブラシが届く範囲の配管やネジの溝を掃除したら、一旦元栓を開けて中のゴミを吐き出します。*掃除後、そのまま新しいシャワー混合栓を取り付けると中が詰まる恐れがあるので、面倒ですが大切な工程です。

④新しいシャワー混合栓を取り付ける

配管の掃除後、新しいシャワー混合栓を取り付けます。外す時と逆の工程で取り付けていきます。

クランクアームを取り付ける際の注意点としては

何回転でㇵの字になるか一旦チェックしてからシールテープを巻き付けていきます。

例、 左 6回転1/4    右 5回転3/4

シールテープを巻き付ける際には時計回りに10回程度巻いていきます。*先端の溝には巻かないように注意!

シールテープを巻いてクランクアームを取り付ける際には、反時計回りにならないようにします。*水漏れの原因になります。

写真のようにㇵの字になる直前の位置で止めてから慎重に調整していきます。

微調整が済んだら混合栓本体を取り付けます。*ナットは反時計回りです!

クランクアームのㇵの字を微調整してシャワー混合栓が水平になったら各部品(ホース・カラン部)を取り付けます。

全て取り付けた状態。

新しくシャワー混合栓を取り付けた場合には既存のホルダーが合わない場合があるので、付属のホルダーと取り替えます。

既存のホルダーの穴を利用すれば簡単な作業ですが、ホルダーが設置されていない場合には穴開けなど大変な作業になります。今回は割愛します。

⑤元栓の開放&水漏れチェック

無事取り付けが完了したら冷水・温水ともに元栓を開放します。

接続部から水漏れしていなければ作業終了です。

温度調整まで

取り付けが完了したら40℃の温度調整まで行います。

温度調整レバーを40℃にセットしてカランを開放します。

温水側の止水栓を調整して、カランのお湯を手で触りながら程よい温度になるように調整します。

*小さいお子さんがいる場合には火傷しないように低めにセットする事をおすすめします。

最後に

今回はシャワー混合栓の取り替えについて書いてみましたが、普段ほとんどDIYをしない方でも簡単に取り組める作業です。

まずは自分でやってみて可能or不可を判断してみて下さい。

このブログが少しでも役立てば嬉しいです。

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