ベイトリールのハンドル交換! シマノ ジガーLD 4000Ⅱ編

今回は釣り道具のメンテナンスについて書いてみたいと思います。購入から約10年経ったシマノ ジガーLD 4000Ⅱ。これまで数々の大物を仕留めてきたリールです。

正直、買い替えの時期ですが愛着があるのでなかなか手放せません。今回ハンドル交換したので、手順を載せてみたいと思います。同じリールを使っている人の参考になれば嬉しいです。

大好きなリール!

釣りバカと言われる程、釣りが大好きな人には必ずお気に入りのタックルがあると思います。釣りの種類によって使うロッド・リールは違いますが、自分の場合はジギングや泳がせで使用しているシマノ ジガーLD 4000Ⅱが一番大好きなリールです!!

初めてレバードラグのベイトリールを買ったので、初めの頃は若干使いずらさがありましたが今ではレバードラグの方が操作性が良く、メリットも多いと感じています。*今回はメンテナンスについてなので詳細は割愛します。

定期的なオーバーホール

使用頻度は人それぞれですが、リールを長持ちさせる為には定期的なオーバーホールが必要です。

特に上位機種になるとベアリングや繊細な部品が多く使われている為、シーズン毎にメーカーのオーバーホールに出すことが理想だと思います。実際には不具合が出てから依頼する事がほとんどだと思いますが、出来る限り自分でできるメンテナンスはしっかり行いましょう。

洗浄・グリスアップ

ある程度、家電やリールを分解した事がある人は中の方もグリスアップする事ができると思いますが、レバードラグは構造が複雑なので大まかな部分だけに留めていた方が無難です。

細かい部品も多いので組み立てが大変です、、、。

ギアの腐食

この機種はギアの切り替え(HG⇔PG)ができますが、ジギングなど負荷の掛かる釣りで使用している為、特にHGの方が摩耗が激しくグリスアップしてもゴリゴリ感は改善されません。

ハンドルノブが、、、

購入から約10年間、そのまま純正ハンドルを使用していましたが遂に限界がきました。

ハンドルノブ内のベアリング破損

異音には気付いていましたがまさかハンドルノブが外れるとは、、、。

※10KgのGTを釣り上げた後に外れました。危なかった、、、。

廃盤なので

ジガーLDは廃盤の機種なので純正部品のメーカー取り寄せができません。

カスタムパーツにするか中古品を探すか迷っていましたが、丁度オークションで新品のハンドルが出品されていたので即決で落札しました!

オークションで落札したハンドル

出品者はジガーLDを購入して直ぐカスタムハンドルに交換したとの事。本当にラッキーでした!!

ハンドルノブの次は

運良く純正パーツを手に入れる事ができたので、とりあえずハンドルノブだけ交換していましたが、、、。

今度はハンドル本体の腐食で変形しました。

ハンドルの腐食

初めから落札したハンドルをそのまま付けとけばよかった、、、。

二度手間ですが、ノブの交換もしたので簡単に説明したいと思います。

ハンドルノブの交換方法

最近では色々な素材や形のハンドルノブが販売されているので、カスタムするのも楽しみの一つになっています。

作業自体は簡単です。注意点として必ずサイズの合ったドライバーを使用しましょう。直ぐネジ山が潰れます。

まずはマーク入りのカバーから外していきます。

カバーを外すと中にもゴムのカバーがあります。

ゴムのカバーを外すと奥の方にネジが見えます。このネジでベアリングを固定しています。

ノブを外した状態
ノブの内側

部品の順番(内側から)

スペーサー(白)→ハンドルノブ→ベアリング→ネジ

カスタムパーツ(ハンドルノブ)を付ける場合には軸の長さと形状が合う物を購入して下さい。

ハンドル交換

続いてハンドル交換ですが、部品が多いので紛失しないよう注意が必要です。

初めにギアの切り替え部分から外します。

中の小さいバネが外れるので要注意です!!なくさないように慎重に作業して下さい!

次に12mmのレンチで外していきます。

意外と簡単に外れます。左側に抜いて新しいハンドルと交換します。

今回は試験的に切り替えレバーの位置を外側にしてみました。※少し気になっていたので

あとは組み直せば終了です。

まだまだ頑張ってもらう予定です!

今回使った工具

何かと使うので工具セットは常備していた方がいいと思います。

大物を逃がさない為に

少し面倒くさいと思う人も多いと思いますが、日頃からお世話になっているタックルのメンテナンスをしっかり行い、いつでも大物を釣り上げられるように準備しておくことが大切です。

愛着あるタックルで更なる大物を釣り上げましょう!!

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