今回、船外機の換装と併せて魚探GPS(1KW)も新調したので、これまでの魚探(600W)との違いを書いてみたいと思います。魚探の購入を考えている人は参考にしてみて下さい。
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魚群探知機とは
まず初めに魚探(魚群探知機)について説明したいと思いますが、簡単に言うと船底から海底に向けて超音波(振動子)を照射して反応を読み取る機器です。その超音波の強さが600W~5KWまであり、強いほど深場まで探知でき、値段が高くなります。※600W以下も有り
イメージとしてはバスケットのドリブルです。ボールが跳ね返ってくる時間差で深さを測定し、画面上に表示しているだけです。その為、アンカーや係留している状態(停止している)では画面上では平坦になります。※船が動かないと起伏などはっきりしません。
一般的には魚探だけではなく、GPS機能も付いている魚探GPSが主流です。
GPS上に登録したポイントを見ながら、魚探で魚の反応を見る事ができます。
※GPS内蔵型とアンテナ外付けタイプがあります。
アンテナ外付けタイプは、モニターをキャビン内など電波を受信しにくい場所に設置する場合に選択します。
魚探メーカー選び
初めて魚探を購入する方は「どのメーカーがいいの?」と疑問に思うと思いますが、自分からのアドバイスとしては国産メーカーが無難だと思います。※説明書等(英語表記)やメンテナンス面を考えると初心者には海外メーカーはハードルが高いと思います。
正直、自分の場合は前オーナーが使っていたのがホンデックスだったのでそのまま使い続けているだけですが、操作も簡単でとても気に入っています。
ホンデックスの他にはフルノやシマノなどの国内メーカーがありますが、各社独自の機能が組み込まれた魚探を発売しています。詳細は割愛しますが、自分のスタイルにあったメーカーを選択して下さい。
買い替えの場合はデーター移行や操作方法もほぼ一緒なので、同一メーカーをおすすめします。
振動子の形状や取付の違い
メーカーによってモニター表記や操作の違いがありますが、振動子の形状も違っています。
インナーハル(船内)用やアウトハル(船外)用
出力が高いほど振動子が大きく、高価になります。また、取り付ける場所によって形状が違っているので取り付け位置によってメーカーを選択してもいいと思います。
振動子の性能を100%発揮できるのはアウトハル(船外)設置です!
取付の手間がかかるデメリットはありますが、性能を100%発揮できます。
各メーカーによって違いがあると思いますが、インナーハルにすると20~30パーセント感度が下がると言われています。
実際には
今回600Wの魚探から1KWへ変更しましたが、実際使用して感じるのは深場(水深50m以上)での魚と海底の映り方です。
600Wの魚探では魚群と海底がはっきり映らない事があります。これは推測ですが、小さい魚群などは反応が弱くて映っていなかったと思います。つまり、実際には魚がいるような場所も見逃しているという事!かなりの機会喪失です!!
1KWの魚探では小さな魚も映っており、海底もはっきりしています。
その他、移動中の海底表示も明らかに違います!
極端に言うと600Wだと5ノットまでしか表示できなかったのが、1KWだと10ノットでも表示しています。※取り付け方の影響もあり
この違いが何に影響するかというと、、、
ポイント探しのスピードが2倍になります!
今までは魚探の映りを気にしてノロノロと地形を確認していましたが、新しい1KW魚探ではスピーディーに確認して釣りを開始する事ができます。この違いはかなり大きいです!
早く魚探を買い替えればよかったと本当に後悔しています、、、
浅場では
上記では50m以上の深場での違いを書きましたが、逆に浅場(50m以内)では大きな変化は感じられないので、浅場がメインの場合は600Wの魚探で十分だと思います。
アウトハルにして600Wの性能を100%発揮できるように工夫した方がいいと思います。
まだ慣れないせいか、浅場は逆に600Wの方が画面がすっきりして見やすいです。
大は小を兼ねる
今回、魚探の出力の違いを書いてみましたが、魚探も『大は小を兼ねる』です。特に深場では出力が高いほど魚群を映し出してくれ、ポイント探しなど圧倒的に有利になります!水深50m以上の釣りがメインの方は出来るだけ高出力の魚探にして下さい!絶対に元が取れます!
誰でもそうですが、出来るだけ安く購入したいと思っている方はネット購入もおすすめです。送料込みでもネットの方が安いです。※取り付けだけを業者に依頼する事も可
特に急いでない方は色々検索して購入を検討してみて下さい。
このブログが少しでも魚探購入の参考になれば嬉しいです。
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