今回は草刈機(刈払機)のトラブルについて書いてみたいと思います。初心者でも簡単に出来る内容だと思うのでエンジンが掛からなくて困っている方や草刈機の調子が悪くなったと感じている方は参考にしてみて下さい。
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エンジン式草刈機(刈払機)
まず初めに草刈機(刈払機)には色々なタイプがありますが、今回はエンジン式草刈機(2スト&4スト)に起こりやすいトラブルについて書いてみたいと思います。
今回トラブルが起きたのはマキタ社の2スト草刈機です。
久しぶりに草刈り作業をしようと思いエンジンを掛けようとしたら全く掛からない、、、
チェックポイント
草刈機のトラブルの中で一番多いのが「エンジンが掛からない」事だと思いますが、意外と凡ミスの事があるので基本的なチェックポイントを挙げてみたいと思います。※機種によって違いあり
・スイッチが『スタート』になっていない
・プライマリーポンプを押していない
・燃料が古い
単純なミスとしては上記の事ですが、特に問題ない場合には更に細かくチェックしていきます。
スパークプラグ
一番怪しいのはプラグです。特に年数が経っている機体であればスパークプラグのチェックをして下さい。汚れや燃料かぶり、先端の摩耗、火花が出ているかをチェックします。
外す時にはプラグレンチが必要です。※取り付け時の閉め込み過ぎやキャップの接続に注意
燃料系
燃料系統のトラブルも意外と多いです。
プライマリーポンプの不良(亀裂や硬化など)やタンク内にある燃料フィルターの劣化なども不調の原因になります。
燃料が通るホースの確認も忘れず行って下さい。
キャブレター
燃料を入れたまま長期保管した場合などにはキャブレター内の汚れが原因でエンジンが掛からない事があります。
エアクリーナーカバーを外すと中にスポンジ状のフィルターが付いています。フィルターが汚れていると空気の取り込みが出来なくなるので定期的に洗浄or交換する事をオススメします。
可能であれば全部外して洗浄するのがベストですが、初心者にはなかなか難しい作業です。応急的にエンジンを掛けたい場合には中にキャブレタークリーナー(パーツクリーナーも可)を吹き付けます。※あくまでも応急処置なので高価なクリーナーを使用して下さい。使用後に業者にオーバーホールしてもらう事をおすすめします。
その他
その他にもチョークやスロットルレバーなどの不良も原因になる事があるので細部をチェックします。
レバーの位置やワイヤーの緩み等がないかチェックします。
それでも掛からない場合には
上記の事を全てチェックしてもエンジンが掛からない場合には、業者レベルの問題が起きている可能性があります。素人では対処出来ないので直ぐに業者に修理依頼して下さい。
このブログで読者様の草刈機が直る事を願っています。
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