少しの手間で燃費改善!ボートの燃費を良くする方法!

今回は船外機の燃費を良くする方法を紹介したいと思います。近年、ガソリンや釣具・エサの高騰が続きとても大きな出費になっています。少しでも経費を抑えるために実践している事を紹介したいと思います。特に小型船(30ft未満)で効果が大きいと思うので、プレジャーボートオーナーなど参考になれば嬉しいです。

船外機の燃費

まず初めに船外機の燃費ですが、車とは違い1ℓ=何kmではなく1時間あたりの消費量で表します。

おおよそですが4st船外機90馬力の場合、1時間=1620ℓになります。

車(1500cc)と比較すると約2~3倍ぐらい消費します。

天候でかなりの変動があります。おおよその目安として捉えて下さい。

基本的な考え方

ボートの燃費を考える上で基本的な考え方は車と一緒です。

車の燃費を良くするには、、、

  • 乗車人数
  • 荷物量

を減らしていかに重量を軽くするかだと思いますが、ボートも一緒です。乗船人数と荷物量が一番のポイントになると思います。

ボート特有の要素

重量の他にボート特有の要素として前後・左右のバランスがあります。

陸上とは違いボートは水上にある為、人や荷物の配置次第でバランスが変わり燃費にかなりの違いが出ます。

特に初動時には船首が上がり(ウイリー状態)滑走するまで、ある程度の距離を必要とします。逆に言うとスムーズに滑走状態にする事ができればそれだけ省エネになるという事です。

その為に船長として、ボートの重心が常にセンターになるように意識します。

*ボートの形状・大きさ・エンジンによって違いがあります。滑走状態を基準にして下さい。

船底の汚れ

プレジャーボートの場合は陸上保管が主だと思うのであまり影響ありませんが、係留していると船底にフジツボなどの付着物が繁殖します。この船底の汚れも大きな負荷となり燃費に影響するので、常に綺麗な状態を保つ必要があります。

一般的には船底塗料を塗って対策します。

係留保管で繁殖した藻やフジツボ

船底塗料(青)を塗った部分の汚れは少ないですが、何も塗ってない部分の汚れはかなり酷い状態。

スクレーパーで落としてハイターをかけると綺麗になります。養生して新しい船底塗料を塗ります。

直ぐ乾くのでシンナーで薄めながら作業します。船底に潜り込んで塗るので結構な重労働です。

前回塗った塗料(赤)が余っていたので青色と混ぜて塗りました。紫色は市販されていません。

基本的な塗料の色は青・赤・黒等です。

各社から色々な塗料が発売されているのでマイボートに合った塗料を選んで下さい。

陸上保管がメインの場合は塗料を塗らず、船底を常にキレイな状態に保つようにして下さい。

*塗料自体が水流の抵抗になります。

その他に

上記以外に行っているのがイケスの使い方です!*元々イケスを使っていないオーナーさんもいると思いますが参考までに、、、

自分のボートのイケスは約100ℓなので納竿時には中の海水を抜いて帰港します。

使用時の様子

納竿時に魚をクーラーボックスに移して、スカッパーを絞めます。

ビルジポンプで抜き取ります。

約5分で中の海水を抜く事が出来ます。

少し手間はかかりますが、100kg軽くなる事を考えるとかなり効果があります。

イケスを頻繁に使用する方は試してみて下さい。

排水量の多いビルジポンプがオススメですが、ホース径が大きいと長いホースが使えないので変換する必要があります。*汲み上げ力が意外と弱いです。

ホースを長くしたい場合はジョイント等を利用して細いホースが使えるように加工が必要です。

クリップは付いてないので自分で取り付けます。*クリップ付きも市販されています。

ハンダがなくても取り付け可能です

ポンプを使用する時の電源は出来るだけメインバッテリー以外を使用するようにしましょう。

*電動リールのバッテリー等

これぐらいと思わず

今回燃費改善について書いてみましたが、やれる事は本当に小さい事です。しかし小さい事の積み重ねが後々大きな成果になると思います。

今回紹介した方法以外にも燃費改善できる方法があると思います。普段当たり前に行っている事を見直し、これぐらいと思う事にも疑問を持つようにする事で新たな発見が生まれると思います。

これからも経費削減を目指して頑張っていきたいと思います!

コメント

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