自分で便器交換!トイレのDIY(節水&漏水対策)

DIY

今回は古くなったトイレの便器交換にチャレンジしてみたので、その様子を書いてみたいと思います。意外と単純な仕組みなので普段からDIYをしている方であれば可能な作業です。便器交換を検討している方の参考になれば嬉しいです。

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『トイレの水漏れ対策』 https://bruna2.com/toto/

水道代が倍!?

戸建て住宅(中古住宅)に住み始めて約10年が経ちましたが、住み始めた当初と比べると徐々に水道代が高くなっていました。家族が増えた事が原因だろうと思っていたので特に気にしていませんでしたが、数カ月前から金額が倍になったので漏水調査を始めました。※水道代\10000→\30000(2か月分)

色々とチェックしていくとトイレが原因である事が判明!タンクの止水栓からの漏水でした。※以前内部の部品交換済(ダイヤフラム)

タンクだけの交換を検討しましたが、廃盤になっていたので断念、、、いい機会なので丸ごと取り替える事にしました(笑)

※タンク内の部品やパッキンの耐用年数は約10年といわれています。

トイレも進化している!

これまで使っていたトイレは約15年経過していますが大量の水を使います。見た目の変化はあまり感じませんが現在市販されているトイレの節水機能はかなり進化しています。

高価なモデルだとウォシュレット一体型になっています。

設置方法は基本的に同じなので予算に合わせて便器のタイプを選択します。

便器の外し方

それでは実際の取り外しの様子を載せてみたいと思います。

基本的な構造はタンク・便座・便器になっているのでそれぞれ分解していきますが、一番最初にやる事は『元栓を閉める』事です!

タンクとウォシュレットに接続されているホースを外します。外し終わったらタンク内に残っている水を流して空の状態にします。

旧型のウォシュレットはサイドのボタンを押して外します。

ウォシュレットを外すとプラスチック製の部品が出てきます。2本のネジで固定されているので電動ドライバーで外します。

今回はウォシュレットも移設するので便器側に付いている黒いゴムも外します。

次にタンクと便器を分離します。

後ろ側にプラスチック製の白いネジが付いているので回して外します。

タンクは意外と重いので落とさないように注意!

タンクを外すとこんな感じになります。便器内には水が残っているので後で傾けて流します。

前の方にネジが1本あります。カバーで目隠しされているのでマイナスドライバーを使って外します。

後ろには2本のボルトがあるので外します。

3本外すと便器が動きますが、コーキング等で外しにくい場合があるので少し力が必要です。

便器を外すと排水ソケットと固定用のアタッチメントが出てきます。

新しい便器に付属されている排水ソケットとアタッチメントを使うので外して廃棄します。

新しい便器の取り付け方!

新しい便器の部品を確認して設置の準備をします。

説明書を見ながら作業を進めます。配置の型紙もあるのでとても便利です。

排水ソケット・アタッチメント・便器の穴開け位置を床にマーキングします。

解説の動画もあるので自信のない方は視聴してから施工して下さい。

既存の排水ソケットを外すと床とパイプがフラットになります。この状態だと排水ソケットが取り付けられないので別売りのアダプターを差し込んで600㎜立ち上げます。

サイズの微調整も出来るので便利です。

塩ビ用接着剤で固定します。

排水ソケットとアダプターを繋いだら、床と水平になるように微調整して固定します。床の材質によって固定の難易度が大きく変わります。タイルやコンクリートの場合はかなり大変、、、

便器前方を固定するアタッチメントも固定します。便器に付属されているのは木ビスなので床がコンクリートやタイルの場合にはコンクリート(タイル)ビット・ビスが必要です。

※コンクリート用のドリルビットではタイルの穴開けは出来ません。

しっかり固定できたら便器を上から被せます。

ズレがないかチェックして微調整します。

便器前方下にある穴に固定用ビスを打込みます。

途中までインパクトドライバーでも大丈夫ですが、最後は手動で締め込みます。

カバーをして、次に後方のネジ2本を締め込めば完了です。

便器が固定出来たらタンクを取り付けます。中の部品を組み立てる必要がありますが、説明書を見れば簡単です。

便座を取り付けたら便器は完了。今回は既存のウォシュレットを移設。

タンクとウォシュレットのホースを接続して元栓を開放します。各部水漏れがなければ完成です。

床と便器の隙間にコーキングをすると見た目も良くなります。

排水に注意!

今回、ネット注文で便器を購入しましたが『床排水』と『壁排水』があるので注意が必要です。排水ソケットの形が違っているので間違えると新たに購入しなければなりません、、、。見事に間違えました(笑)

壁排水ソケット

床排水ソケット

また、床排水だと基本的に壁から200mmの位置に排水管が設置されていますが、200mm以下になっている場合には取り付け出来ない便器があるので注意が必要です。

自信がなければ業者へ依頼

今回は便器交換の説明をしてみましたが普段からDIYをしている方であれば、それほど難しい作業ではありません。ある程度の工具も必要になるので自信のない方は業者へ依頼する事をオススメします。このブログが少しでも役立てば嬉しいです。

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