アングルブラケット(補強金具)を使って棚を作る!【農機具倉庫や車庫の整理整頓DIY】

DIY

今回は倉庫や車庫の空いたスペースに棚を作って有効活用する方法を紹介したいと思います。

使うのはマルチブラケット(補強金具)と呼ばれる穴あきアングルです。

空調器具の配管等でも使われるので、とても丈夫で使い勝手が良い優れものです。

物が増えて困っている人や整理整頓を考えている人は参考にしてみて下さい。

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コンクリートの穴開け・固定方法はこちら→https://bruna2.com/concrete2/

気付けば物だらけ、、、

ごく一部の方は片付けが得意な人もいると思いますが大半の方が片付けられず、気付けば倉庫が物だらけになっている方は意外と多いと思います、、、。

特に物置等の倉庫は人に見られる事も少ないので、片付けは後回しになってしまいます。

とりあえず一旦置いといて「後からやろう!」とは思うものの、作業に追われてなかなか行動する事ができませんでしたが、今回は思い切って行動してみました!

*妻がハマっている風水の影響です(笑)良い運気が入ってくるように!

縦のスペース!

自宅の片付けでもポイントになるのが「縦のスペース」だと思いますが、車庫や倉庫も一緒です。

壁を上手く使って収納スペースを確保すれば、ある程度物が片付くと思います。

特に倉庫は外観を気にする必要がないので、気楽に作業する事ができます(笑)

壁の空いたスペース

色々な金具

壁に棚を設置する方法は色々ありますが、補強金具などを利用すれば簡単に棚を設置する事が出来ます。

見た目がお洒落な物から丈夫な物まで色々あるので、設置する部屋の雰囲気に合った物を選んで下さい。

今回は見た目より耐久性を重視してマルチブラケットを使用しました。

壁によって難易度が上がる

ブラケットの取り付けはビス止めで行いますが、壁がコンクリートだと作業工程が増えて難易度も上がります。使う電動工具(ドリル)も増えるので、初心者の方はベニヤやパネルの壁から取り付けてみて下さい。

*ブラケットの向きは上下逆になっています。

基本的にはインパクトドライバーだけで取り付けできます。

今回は難易度の高いコンクリートの壁に取り付けた様子を載せていきます。

ブラケットの向き

まず初めに取り付ける位置を確認します。取り付ける位置によってはブラケットが干渉したりするので、実際にブラケットを当てて干渉する物がないか確認して下さい。

本来は板を乗っける形(ビス止め側が下)ですが、窓の上に設置する場合などはブラケットの一辺分スペース(約30㎝)が必要になるので棚が高くなります。そういった場合には上下逆にしてブラケットで板を挟む形にして取り付けます。そうすればギリギリまで低く設置できます。

*自分の場合はブラケットで挟んだ形の方が見た目がいいのでそうしています。

赤線がブラケットに板を乗せた形(ビス止めが下側)の棚の高さ。

黄線はブラケットで板を挟む形(ビス止めが上側)の時の高さ。

作業工程

取り付け場所を決めたらビス止め位置を正確にマーキングします。

棚に置く物の重量によってビス止めの数を決めますが、5kg程度であれば4ヵ所で十分だと思います。

ブラケットにはたくさん穴が開いているのでとても便利です。

少し見にくいですが4ヵ所、赤マジックで印をしています。ブラケットの面がしっかり固定できるように対角でマーキング。

いきなりドリルで穴開けするのではなく、センターポンチを使って正確に穴開けしていきます。

特に既存の穴を使って2ヵ所以上ビス止めする時には数㎜のズレが致命的になります!慌てずゆっくり作業して下さい!

コンクリート用のビスとドリルビットで穴開けします。ビスの下穴径を確認してドリルビットを選択して下さい。

ドリルで穴開けする時には出来るだけ真っ直ぐになるようにしてビスの長さの分だけ穴を開けます。長時間ドリルを回転させるとビットが高温になり穴が開けづらくなります。ドリルのモーターにも負荷が掛かるので、穴の中を時々掃除しながら作業して下さい。

*穴開け時にドリルがブレていると下穴径が大きくなりビスが効かなくなります。しっかり固定して作業して下さい。

下穴が大きい場合やしっかり固定したい時にはアンカーを使用します。

アンカーを詰めてからビス止めします。

多少のズレは強引に修正する事ができますが、極端にズレているとブラケットを固定する事が出来なくなります。

正確に穴開けして下さい!

両側ブラケットを設置したら板を固定します。*足場板を使用

木ネジを使って固定します。クランプ等でしっかり挟んだ状態で止めて下さい。

板を固定して木くず等を掃除すれば完成です!

使用例(*写真用でチェンソー等置いています)

棚には出来るだけ落下しても大丈夫な物を置くようにして下さい。最近は各地で地震が発生しているので落ちる可能性はゼロではありません。

万が一、下にいる人に当たっても大丈夫な物がおすすめです。

設置できれば

冒頭でも説明したように今回のDIYはある程度経験が必要な作業(コンクリート壁)です。しかし、設置する事が出来れば有効なスペースが確保でき、床に散乱していた物が片付きます。

一人では難しいかもしれませんが、協力者と力を合わせれば十分可能な作業です!

失敗を恐れず、ぜひ挑戦して欲しいです!

このブログが少しでも役立てば嬉しいです。



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