車のエアコンが効かない!?(風が出ない)チェックポイントと対処法!

DIY

今回はカーエアコンのトラブルについて書いてみたいと思います。同じような症状がある方は参考にしてみて下さい。

※今回の車種は『日産セレナC25』

風が出ない、、、

普段何気なく使っているカーエアコンだと思いますが古くなると色々なトラブルが出てきます。一番多いのが『冷えが悪い』だと思いますが、それ以外にも『風が出ない』事が起こる事もあります。冷えが弱い場合にはクーラーガスを注入すれば解決する事が多いですが、風が出ない場合には何カ所かチェックが必要です。

※コンプレッサーの故障の場合には高額修理、、、

※車関係の知り合いがいれば自分でガスを用意すれば安く済みます。

GSなどで依頼すると¥2000ぐらい

原因を探す!

まず初めにエアコンの風が出ない原因を探していきますが、本体(コンプレッサー)には異常がない設定で今回は説明します。※エアコンのスイッチを押すと回転数やエンジン音の変化・車体下に水滴が垂れていればシステムは作動している可能性が高いです。

①スイッチ

②配線

③ブロアモーター

④付属品(レジスターなど)

主に考えられるのは上記の4つです。1つずつチェックしていきます。

①スイッチについては可能性が低いので簡単なチェックでいいと思います。時々、ボタンが変形している場合や変なクセがついている物もあるので、見た目上特に問題なければ他の原因を探ります。

②配線ですが、車内のエアコンスイッチからエンジンルームまでの間に色々な配線が組まれています。素人レベルでチェックできる限界はありますが、特にブロアモーターとレジスターのコネクターなどがしっかり接続されているかチェックします。

セレナの場合は助手席のダッシュボードを外すと確認できます。配線に問題ないか目視や触ってみて確認します。

電圧チェッカーがあればコネクターを外して通電しているか確認します。スイッチのON/OFFの違いもチェックして下さい。

特に問題なければ次に進みます。

③ブロアモーターは車内へ風を送り込む扇風機のような物で可能性としては一番高い部品です。

外すと上記のような形をしています。この部品が故障すると当たり前ですが風を送り込むことができません。軽症であればゴムハンマーで軽くコンコンと叩くと動く場合があります。※接触不良の場合

色々やっても全く反応がない場合には本体を外して、バッテリーを直接繋いで動くかチェックします。

ブロワモーターの外し方→コネクタを外して本体を左に少し回して引き抜くイメージです。

・ブロアモーターが作動しない場合 → 交換修理

・ブロアモーターが作動した場合 → その他の原因 → レジスターなどが怪しい

これがレジスター、電圧をコントロールする部品(抵抗器)でブロアモーターの風量を調整しています。

今回はこの部品がダメになっていました。運良く解体屋に中古品があったので取り替えると正常にエアコンが作動しました(笑)

今後も長く乗り続ける場合には新品と交換する事をオススメします。

快適なカーライフを送る為に

新車で購入した方も乗り方や保管方法の違いで直ぐに車が傷んでしまいます。愛車を長く乗り続けるためには定期点検や異変に気付いた時には直ぐに対応する事が大切です。

まだ大丈夫そうだから、、、いつかやろう、、、など後回しにすると大きなトラブルが起きて大きな出費を招く事になります。そうならない為にも日頃から愛情をもってマイカーと付き合っていきましょう(笑)

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