今回は沖釣りアングラーの大半が経験した事がある『船酔い』について書いてみたいと思います。
「釣りは好きだけど船酔いが、、、。」など船酔いを理由に陸っぱりをしている人が意外と居ます。
陸っぱりでも十分楽しめると思いますがフィールドが限られている為、魚種もある程度限定されます。
乗船料など金銭的負担は増えますが沖釣りの方が様々な魚種が釣れ、楽しみの要素が格段と増えます。
このブログがきっかけで沖釣りを楽しめる人が一人でも増えると嬉しいです。
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船酔いとは
まず船酔いが起こるメカニズムですが、簡単に言うと体を安定した姿勢に保つ機能が過剰に働いている状態(平衡感覚)です。その器官は耳にあります。詳細は割愛しますが船酔いが起こるのは正常な反応です。*新生児や老人は船酔いしにくいそうです。(器官の未発達・老化)
船酔いが起こると、、、
思い出すのも辛いですが、、、。船酔いが起こると「冷や汗・あくび・悪寒・生つば・顔面蒼白・胃の不快感・吐気」などの症状が表れ最終的には嘔吐します。
船酔いを経験すると「二度と船に乗らない!」と思います。それぐらいキツイものです。
今でも年に何回か船酔いします。(体調不良時)
船酔いしやすい条件
人(体質)によって船酔いの度合いは違いますが、船酔いしやすい条件があります。
- 睡眠不足
- 過度の疲労
- 二日酔い
- 体調不良(消化器系)
- 乗船位置
思い付くのは上記のものです。
逆に言うと上記の事を回避できれば船酔いしにくいという事です。それぞれ細かく説明してみたいと思います。
自分が思う一番船酔いに効果的なのは「睡眠」です!当たり前だと思った方もいると思いますが、本当に睡眠が大事です!今一度、自分の睡眠状態を見直してみて下さい。釣りの前日はしっかり寝ましょう!*意外と睡眠サプリを飲んでいる方がいます。
当たり前ですが二日酔いの状態で船に乗ると船酔いします。ただ、乗船してから少し飲むと楽しくなって酔いにくくなります。*飲酒運転の問題もあるのでおすすめしません。釣行後の楽しみとして飲酒は控えましょう!
食事もかなり影響があります!前日に焼肉など脂が多い食事をしたり、当日に食べ過ぎた状態だと直ぐに気持ち悪くなります。あっさりした消化の良い物を食べるようにしましょう!
最後は乗船位置(釣り座)ですが、ミヨシ(船首)とかトモ(船尾)と言われ釣果に影響しますが、船酔いを重視すると胴(中間)がベストです!船首は揺れが大きく船尾は排気ガス(特に重油)の影響で酔いやすくなります。釣り船によって釣り座の決め方が違うと思うので船長に相談してみて下さい。
その他にも出来るだけ手元を見ないで遠くを見るようにしたり、神経質にならない事も大切です!船酔いの事を忘れて釣り仲間と雑談しながら釣りを楽しんで下さい!
簡単にまとめると、、、
釣行前日
・夕食はあっさりした食事を摂りお酒を控える(適量)
・しっかり睡眠を取り疲労回復に努める(睡眠サプリもおすすめ!)
釣行当日
・朝食は軽めに摂る(不安であれば乗船前に酔い止めを飲む)*アネロンがおすすめ!
・釣り座は揺れが少なく、排気ガスの影響が少ない位置を選ぶ
・ゆとりのある服装(特に首元がキツイと酔いやすくなります)
・手元を見るような細かい作業は短時間にする(仕掛け等は事前に組んでおく)
・船酔いの事を忘れて釣りを楽しむ!
船酔いした場合は、、、
しっかり対策をしても船酔いしてしまった場合は、、、
とりあえず横になって安静にして下さい!
ベルトやボタンを外して出来るだけ楽な姿勢を取ります。
吐気が強い場合は無理に我慢せず吐いて下さい!吐いた方がスッキリします!自分の場合は吐いた後に直ぐ復活します(笑)
船首に移動して新鮮な空気を吸う事も効果的です。
吐いた後にはしっかり水分・塩分補給をして陰で休んで下さい(出来れば軽食も)。
船酔い時に食べやすい物(飲み物)
・ゼリー
・カレーせんべい等スパイスの効いた駄菓子
・スポーツ飲料(ポカリスエット等)
・ミント系のガム
船酔いしている時には意外と刺激のあるものが食べやすいです!機会があれば是非試してみて下さい(笑)!
少し休んでも釣りどころではない場合は修行の時間です、、、。
メンタルを鍛え直すつもりで帰港まで耐えて下さい、、、。
何としてでも復活したい場合は
あまりおすすめしませんが、強引に船酔いを誤魔化す方法はあります。
一番効果的なのは泳ぐ事です。季節や海域の問題もあるのであまり現実的ではありませんが、ロープを掴んでプカプカ浮いているだけでも船酔いは軽減します。
その他には船上で氷水や海水を被ると少しは楽になります。別の刺激を与えて船酔いから注意を逸らす方法なので根本の解決にはなりませんが、地獄から少しでも抜け出したい場合は試してみて下さい、、、。
止めることも大切
沖釣りの場合は数週間前から予約するので当日の天候や体調など予測できません。その為、少人数でチャーターした場合にはなかなかキャンセルする事が出来ませんが、代わりの人を探しておく事も大切です。なかなか難しいとは思いますが、止める選択肢を持っておく事も結局は船酔い対策になるのかもしれません。
初心者は「凪の日に、釣れる釣り(サビキ釣り等)」から参加しましょう!
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船酔い対策グッズ
最後に船酔い対策のグッズを紹介したいと思います。効果には個人差があるので興味のある方は試してみて下さい。見た目は、、、ですが意外と評判です(笑)
このブログが少しでも役立てば嬉しいです。
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