今回は愛用しているデンヨー社のガソリンエンジン溶接機について書いてみたいと思います。
同じような症状がある方は修理が必要な場合があります。同型の溶接機を使用している方の参考になれば嬉しいです。
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相棒紹介
約6年前にネットで購入したデンヨー社のガソリンエンジン溶接機。配送業者が二人がかりで運んでくれました。当時は配送料が安かった、、、。
型式はGAWー150ES2
現在は新型が発売されているので旧型になります。
これまでトラブルなく絶好調でしたが時々、溶接できなくなる事が、、、。
症状
初めに出た症状は長時間溶接をしているとスパークしなくなるでした。使用率のせいだと思い機械を休ませると使えるようになりましたが、徐々に間隔が短くなり全くスパークしなくなりました。*パチパチと火花は出る。
症状としては発電はしている(コンセント使用可)ものの、スローダウンする事なく常に高回転状態になっていました。
デンヨーのサイトから県内の修理業者を探して電話してみると、「電撃防止はoffですか?」と聞かれたので確認してみましたが、onとoff両方試しても変わりませんでした。
電撃防止がonになっているとスタートしずらいとの事で、よく問い合わせがあるそうです。調子が悪いと感じた時は確認してみて下さい。
1週間入院
結局1週間入院する事になり、原因は直流変流器という部品が壊れていたとの事です。
部品代と工賃を合わせて約3万円の出費になりました。
修理工場の人は「CT」と呼んでいました。
退院してからはこれまでのようにバリバリ働いてくれています!
日頃のメンテナンスもしっかりと
調子が悪くなった時に色々と各部を確認しましたが、キャプタイヤの接続部の緩み等がありました。また、購入してから一度もチェックした事がなかったオイルも今回初めてキャップを開けて見てみました。特に異常はありませんでしたが、日頃のメンテナンスの大事さを痛感しました。
スムーズにスパークさせるには
機械の故障であればどうしようもありませんが、スムーズにスパークさせる為の基本的な対処法は
- アースクリップの接地面や溶接面をキレイにする。
- 溶接棒は出来るだけ新しい物を使う。
- 古い溶接棒は使用前に天日干しやバーナーで炙ってしっかり乾燥させる。
- スタート用の捨板をなぞって少しだけスパークさせてから溶接を開始する。
- 電撃防止やスローダウンをoffにする。
- 得意な運棒方向や安定した姿勢で溶接する。
最後に
今回、急なトラブルだったので溶接機を運ぶ軽トラがなく一緒に持ち上げてくれる人もいない状況でした。車高のある車に一人で載せた方法を紹介します。※溶接機は約100kg
その方法がこちら
⇓
耕運機や運搬機等を軽トラに載せる時に使うアルミブリッジを使いました(笑)
溶接機のキャスターが小さいのでブリッジの段差に引っ掛かりますが、何とか一人で載せる事ができます。平坦な場所で載せるより、下り坂を利用すればブリッジの角度が緩くなるので楽に載せることが出来ます!
溶接機の持ち運びに困っている人は是非ご検討を(笑)
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